文系タイガー&不良オーガ

鍋に入ったカレーライスを平らげ、とりあえず着替えてから鞄を持って外に出た。
凍った道路で滑らないよう、注意しながら歩くこと十分。

「あ」

学校まで後もう少しという所で、俺は立ち止まる。
そこに、鬼丸先輩がいたのだ。
学校指定のスラックス(または女子用ズボン)を穿いていて、黒い布地のコートを羽織っていた。