文系タイガー&不良オーガ

代わりに俺は手紙を置いておく。

【料理はいらない。仕事するならそちらに集中しろ。料理作る暇があるなら犯人捕まえることに集中しろ】

義父はこんなこと書いたって、しばらくしたらまた作るのだけど。
だが書かないと明日も作る。
一応は「予防」だ。

「さて、行くかな」

気に入った黒のコートを着て、俺はきちんと鍵をかけてから雪の降る道を歩き始めた。