私とキミと、遠いカレ。





「ここだけの話、
 
 そいつって―……」



「ほらそこ!
 
 始業式始まるわよ!」





先生の声に、

私たちは話をやめて、

ホールへ向かった。






このとき太陽の話を

詳しく聞いていたら、

何かが変わったのだろうか。









でも、今も昔も、

そしてこれからも、

この想いだけは変わらない。