大切なもの…。



大切なものほど壊れやすい。

このことを忘れていた。



彼は、精一杯の愛をくれたのに、
私は、大切にできなかった。
私が、壊したんだ。


彼のように私を愛してくれる人…。

きっといない。



彼は『幸せになってください』という最後のメールをくれた。


だから…
こう思うようにした。

あなたの『大切なもの』を壊さない結果になってよかったんだと。
そして、私はあなたがくれた『大切なもの~あなたという存在~』
に『ありがとう』と伝えようと。


決して届くことのない想いでも…。

いつの日か…
『心』の涙が止まるまでウソはつかないでいようと。