麻奈~side〜

「麻奈ちゃん!たくさん食べてね!」

「はい!」

「ところで、真人とは、どう仲良くなったの?」

「えっとですね…高1の時同じクラスになって、席が近くて私から話しかけたら仲良くなってですね…」

「そうなの!うちの真人顔とかいいと思わない?」

「えぇ…」

「あらー麻奈ちゃん顔赤いわよ?」

「え!?」

「もしかして、麻奈ちゃん真人の事が好きなのね♪」

「えぇ…いや、」

「2人お似合いだと思うわ!私も協力するわね★」

そんな…まだ、好きかとか決まったわけでもないんだし…

「あ…ありがとうございます…」

「あ!今度、一緒にお菓子作らない?」

「はい!」

「私ね、女の子が、どうしても欲しくてね、絶対産まれたら、お菓子作るんだって、決めてたんだけど、産まれたのが真人でね、その夢諦めたのでも、麻奈ちゃんが、ここに住む事になるって聞いたら、その夢現実にできるってね!」

ぜったいに一緒に行くぞ!

そして、私は、初めて清水家の夜を楽しんだ