遼を見ても、遼はただただじっと腕組みをして様子を窺ってるだけ。


引きちぎられたボタン、露になるあたしの体。


抵抗する気力もない。

静かに一筋の涙がこぼれる。



「こんな巨女、いくらキレイでも手出したくなんねーよな」


「ほんとお高くとまって、目障りなんだよ」


「これで処女とか笑えるよな」



次に次に浴びせられる罵声。

あたしが何したっていうの。


あたしはただただ・・・



「しかも、麻姫と男とりあったらしーじゃん」





ナニソレ。ドウシテ。