前から本屋の棚で見掛けて気になっていたが、「情熱大陸」で見て、興味を持った。三編収録されていて、表題作はちょっとアブナい変わった家族の話、「どんぶり」は僕の若い頃に共感するところが少しある。「鮒のためいき」は女性目線で書かれた作品。どの作品にも、ほのぼのとしたものや、ユーモアを感じる。