何時に会えるのかな、とか…顔を合わせてどんな話ができるかなとか… また“キスをしろ”とか言われるのかなとか。 そんな妄想で私の頭の中はいっぱいだった。 会える日の朝― 朝から優真くんのメールが入っていて私の機嫌は最高潮だった。 〔18時ごろ帰る〕 〔待ってる!〕 学校へ行ってもにやけが止まらず…沙希に怒られてしまった。 楽しみすぎて 待ちきれなかった。 家に帰るとオシャレをしてメイクもして鏡を見ながら髪も結んだ。 いつもと違う私を見て優真くんはどんな反応をするだろう。