次の日― 優真くんの爆音のような携帯の目覚めしで目が覚めた。 携帯を見ると4:45。 こんな時間に起きたのは初めての事だ。 そしてこんな爆音に起こされたのも初めて。 「結菜が起きてる」 『起きた』 「起きるか」 優真くんと一緒にリビングに行き、私はソファーに座りながらゆっくりしていた。 優真くんは「ねむい」と言いながらも仕事に行く用意をしていた。 顔を洗ったり着替えたり、 「どっちがいい?」 と相談されたり… 服を選ぶほど時間に余裕を持っているところを見て感心してしまった。