朝学校に行く用意をしながら携帯を見ると優真くんから1件のメールが来ていた。 またしても…真夜中のメール。 〔寝てる?〕 たった4文字のメール。 それだけだった。 いつもは何も感じないこのメールに凄く凄く寂しさを覚えた。 そしてまた涙をした。 〔起きた。〕 そうメールをし、返事が帰ってきたのは約10時間後。 〔おはよう。今日会わない?〕 “おはよう”じゃない。 もう世間は“こんばんは”の時間だ。