そんな事も知るはずもない優真くんはいつものように私に話しかけてきた。 「結菜結菜!あれ見て面白くない?」 …知らないよ。 と、心の中で呟いた。 外を眺めていた私はいつの間にか車の中で眠っていた。 起きると目の前は海。 横には暇そうに携帯を触っている優真くん。