毎日5分程度は電話に付き合ってくれていた。 忙しいなりに、 私の存在を気にかけてくれていた事が嬉しかった。 付き合い始めから1カ月立った頃、学校にいた私の携帯に優真くんからメールが入った。 〔学校終わったら会う。〕 〔いいの?〕 〔うん。学校終わったらメールして〕 マンション内でも会えなかったこの1カ月。 電話とメールだけで… 我慢していた自分に拍手を送りたい。