私は一人で家に帰った。 制服からラフな格好に着替え、リビングにあるソファーの上でくつろいでいるとテーブルの上にあった携帯が音を鳴らして鳴った。 画面を見ると、着信優真くん。 私は少し戸惑いつつも電話をとった。 電話を出て、 優真くんの一言目が…「元気?」だった。 『なにそれ(笑)』 「結菜の声聞きたかった」 『仕事中?』 「うん」 優真くんは休憩中に電話をして来たようで10分程度しか話せなかった。 けど、優真くんの声を聞けて少し気分が良くなった気がする。