「髪長くなったね」 『うん』 優真くんと付き合い初めてから… 気づけば、一度も切っていない。 優真くんと出会った時は胸の上くらいまでだったが、今は胸の下くらいまである。 『長いのと短いのどっちが好き?』 「どっちでもいい」 『逃げた』 「逃げてないよ(笑)」 髪が乾くと、 いきなりベッドの上で枕投げが始まった。 「寝る」 『えー。やだ』 「明日起きれないもん」