「風呂入っておいで」
『うん』
優真くんに緩めのTシャツとスウェットを借りて…お風呂に向かった。
お風呂から出たら優真くんに会えるのに…再び寂しさに襲われた。
今日の…
いや、最近の自分はおかしい。
完全に優真くんに依存している。
髪を洗って…体を洗って…
顔を洗い終わると…すぐにお風呂から出た。
ドライヤーを片手に持ってリビングに向かうとリビングは真っ暗。
寝室に行くと愛しの優真くんの姿があった。
「結菜おいで」
そう言われ、
優真くんに近づくと抱き締められた。
でも私の髪が濡れていたためすっとくっついていることはできず、離れて私は優真くんに髪を乾かせてもらった。

