ピンポーン


「………」



押すと家の中からも物音一つせず、仕方なくもう1度押した。


2度目でも反応がなく…

負けじと3回目押すとやっと反応。




「はい」



優真くん?

と首を傾げるほど声が低かった。




『結菜です』

「優真の友達?」



…やっぱり優真くんじゃない。

優真くんを見分ける事だけは得意かも…




『はい。そうです。』