次の日― 目を覚ますと優真くんに赤ちゃんのように抱っこされていた。 おんぶでもなく…お姫様でもなく… 抱っこ。 優真くん曰く名前を何度呼んでも起きてくれず、仕方なく抱っこをしたという。 起きたのは7:30。 それからリビングで30分間くらいの間優真くんに赤ちゃん扱いをされた。 『優真パパだね』 優真くんの… 赤ちゃんが出来たら…嬉しいな。 何て言ってみる。 想像しただけでニヤける。