受信ボックスを開くと3件中の2件が優真くんからのメールだった。 2件入ってるなんて珍しい。 しかし、 こんな時間にメールが来るなんて驚いた。 携帯を持った私の手はかすかに震えていた。 〔わかった。ごめん。〕 そして残った1件のメールを開いた。 〔結菜ちゃんの事、好きだった。好きな人を傷つけるなんて告る資格もないよね。たくさんメールしてくれてありがとう。〕 こんなメール反則すぎる。 優真くんは、私に何を求めているの?