優真くんに対抗するように携帯を触り始めた。 何をするわけもなく… 携帯でゲームを始めた。 単に優真くんに対抗する気で始めたが…本人は気づかない。 しかも…選んだゲームがつまらなくて…逆にやるのに苦痛を感じてしまった。 そんな馬鹿馬鹿しいことをしていると… あっという間に注文していたパスタが来てしまった。 「お待たせ」 『ありがとうございます』 「ありがとう」 店長さんには笑顔を見せるのに… 私には笑顔を見せてくれない。 喧嘩を売るつもりも…買うつもりもないけど、切なくなった。