優真くんが新鮮すぎて…私にとっては龍成より優真くんで、頭がいっぱいだった。
来ないってわかってるのに…
どこかで、
優真くんからの返事を待っていた自分がいた。
ポケットの中でバイブがなってはすぐに携帯を見て確認する。
だいたいは、
マガジンか親からのメールだった。
それは家に帰っても変わらなかった。
自分の部屋にいても、ソファーの上でくつろいでいても…特にテレビをつけると携帯を意識してしまった。
メールは真夜中に帰ってきた。
受信時間を見ると真夜中の2:00だった。
私が見たのは朝。
「夜遅くにごめんね。寝てるよね。最近忙しくて…おやすみ」
と、
いう内容だった。

