病院に着いた頃… ちょうど夜ご飯の時間らしく病院内にはいい匂いに包まれていた。 病室に顔を出すとテレビを見ながら優雅にご飯を食べている優真くん。 「やっと来た」 と、言って両手を広げて来た優真くんの腕に入り、抱き締めてもらった。 そのあとはお決まりのキス。 『ご飯中?』 「動かないからお腹が空かない」 お盆の上に乗っているお皿を見るとほとんどの料理が残っていた。 結局食べず… 看護婦さんに片して貰っていた。