わたしの彼氏は芸能人。





その日から私は幸せに浸って寝て…幸せに浸かって起きた。





けど…学校へ行くと現実が待っていた。



それは“進路”。

考えるだけで頭が痛くなる。




でも…幸いな事に私はもう決まっている。

行きたい専門学校が指定校推薦をしており、ギリギリの所で切符を貰った。




挫折覚悟で調理師が取れる専門学校へ進学することを決めた。




もともと料理は好きじゃなかったが、

一番興味が持てた学部だった。