『一緒にいたい』 と、勇気を出して言った。 私の精一杯の気持ちだ。 すると優真くんはベッドに座りながら私を強く強く抱きしめてくれた。 「結菜ありがとう」 優真くんの言葉を聞いて… とりあえず、涙が止まらなかった。 ベッドに伏せながら泣いていると優真くんに笑われながら軽く頭を叩かれた。 でも、悲しい涙じゃない。 私が今流している涙は嬉しい涙。