「結菜はまた離れていくだろ?」 『………』 「俺は…」 『そんなの私の方が不安だよ。優真くんは仕事人間だし、芸能人だから付き合っても自分の物にはできない。』 「じゃ、」 私は話を遮るように、優真くんの胸に飛び込んで、精一杯の力で抱きしめた。 優真くんが何を言っても私は離れる気はない。 例え、“帰れ”と言われても… “付き合えない”と言われても… 私は龍成と別れる決意をした瞬間から優真くんの傍にいると決めた。