私は甘えて、お母さんの車にお邪魔した。 あとから考えたら、 すごい迷惑で、甘えすぎている。 申し訳なかった。 お母さんは優真くんの入院している病院に向かって車を走らせていた。 時間が立つにつれ、緊張している。 「ここよ」 そう優真くんのお母さんが指をさした先には大きな病院があった。 この地域では結構有名な病院。 家から車で約20分、徒歩だと30分以上かかる場所にある。 病院内にある駐車場に車を止め、優真くんのお母さんの後に着いて行った。