どうしても気持ちを抑えることができず、私は優真くん家に向かった。 もちろん誰にも言わずに… 優真くんの家がある12階に足を踏み入れた。 優真くん家に着き、 私はインターフォンを押した。 すると女性の方がインターフォン越しに出た。 誰かはわからないけど、確実に優真くんではなかった。 「はい」 『…あ、あの優真くんの知り合いなんですけど…』 「どちら様ですか?」 『………』 「少々お待ちください。」 なんて言えばいい? …元カノっておかしいよね。 誰が出てくるかもわからない。