龍成のクラス前に座り、 部活終わりを待ち伏せしていた。 18時すぎになると友達と一緒に龍成が部活から帰ってきた。 私の存在を気づいた龍成はわざわざ友達の輪から抜けて私の元へやってきてくれた。 『話がしたい』 「少し待ってて」 龍成が制服に着替えた後、 ゆっくり話せる場所に移動した。 付き合ってる頃は龍成が目の前にいることは普通だったのに、今では当たり前ではない。