『ごめん。トイレ行ってくる』 「結菜ごめんね。」 『沙希は謝る必要はないよ』 誰の責任か、 なんて今は考えたくない。 ただただ、涙が止まらなかった。 学校ではなるべく考えないように… けど、一番知っている沙希には気を使わせてしまった。 申し訳ない。 家に帰った瞬間、1人で泣き崩れた。