Tシャツ・スウェットの姿からお気に入りのTシャツワンピに着替え、優真くん家へ向かった。 最近会った事があったためお互い冷静で沈着だった。 優真くんはいつもなら抱き着いてくるのに…抱き着いて来ないし、キスもしてこない。 さすがに寂しかった。 『優真くん』 「ん?」 『ちゅしたい』 「すれば?」 勇気を振り絞って言ったのに…「すれば?」はない。 女心というものが何もわかっていない。