「なぁ結菜、俺が選んじゃダメなのかな?」
『違うけど…』
「また別れるとか言ったらそれこそ本気で怒るからね。」
優真くんに言われて…
やっと目が覚めた気がした。
少しでも優真くんを疑った自分が情けなかった。
もう苦しくて苦しくて…
電話を繋ぎながら泣いてしまった。
私が泣いたって優真くんは困るだけなのに…我慢出来なかった。
「ごめんな。結菜に辛い思いさせて…俺が別れたくない何ていう資格ないよな。」
『優真くんがただ傍にいてくれるだけで私は幸せだよ。』
その後少しだけ話をする時間を設けてくれた。
5分と言ったものの…
15分以上話をしていた。
そこで優真くんから衝撃事実を告げられた。

