わたしの彼氏は芸能人。




『別れる』




今の自分を自分でコントロールをすることができなかった。



優真くんの事を考えずに、

頭に浮かんだ言葉だけを発していた。





「そんな事が聞きたくて電話したんじゃねぇぞ」




いつもあんなに優しい優真くんのキレてる声を初めて聞いた。



怒鳴ってるわけではない。

静かすぎるわけではない低音が怖かった。



「お前、何で勝手に決めてるの?」

『私だって…簡単に決めたことじゃない』

「最終報告か?」

『そう』

「俺の事なめてんのか?別れるって言われて、わかった何て返事する馬鹿がどこにいるんだよ。」