次の日から…
ロビーを通るたびに変な緊張感があった。
昨日はたまたま会ったが…優真くんがこのマンションに住んでるとは限らない。
なのに、無駄に回りを見渡したりして…期待している自分がいた。
また会える何てわからない。
確率的には低いだろう。
自分馬鹿なの?
と、
言ってあげたい…
自分に嫌気がさしていた頃、たまたま優真くんに会った。
会える日を楽しみにしていたはずなのに…夢に思っていた事が現実に起こると軽く現実逃避。
緊張しすぎて見て見ぬふりをして通過ぎようとした時、優真くんの方から頭を下げてくれた。
『こんにちは』

