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「香凛~合コンあるけどいかなぁい?」
「あー…あたしパス」
「またぁ?何回目よ~。あんたが来ると男もいいやつらくんのにぃ」
いやいや。
あたしのせいじゃないし。
合コンとかそうゆうのは苦手。
「まぁいいやぁ。バイバーイ」
「ごめんね~こんど埋め合わせるから~」
一生そんなつもりもないことを言っておく。
あたしは、みんなが帰ったあと、図書館へ向かった。
やや、日課となりつつあるこの図書館通い。
別にさして本が好きなわけでもない。
ただあの図書館という場所にひかれる。
匂いとか、静けさとか。