新訳浦島太郎~another story~

~当時、世界各国でペスト、いわゆる黒死病と呼ばれる疫病が猛威を振るっていました。様々な種類が存在するがどれも適切な治療を施さない限り死亡率は50~70%と極めて高いのが特徴です。日本は島国ということもあり、大規模な感染被害は免れています。1899年に一度国内で確認されましたが、その翌年には東京市はネズミを一匹5銭で買い取るなど感染拡大の予防に全力を尽くしました。また、公式な記録としては残っていませんが、1400年頃にとある佐賀にある離れ島で黒死病と大変症状の似た疫病が発生したとの報告もありました。その際は当時の役場の人間が、治療方法がない事を知るやいなや隔離処置を徹底的に取ることで感染拡大を防いだと言います。~