新訳浦島太郎~another story~

「でも、ある日突然、本当に何の連絡も彼は消えてしまったの。どこかで事故に巻き込まれたのか、警察にも捜査を依頼したけど結局今も行方不明のまま……。」



「その彼とね、あなたが……



そっくりなの。


嘘みたいな話だけどね。初めて、彼を友達じゃなく、異性として好きになったあの高校の、あの日の姿にそっくりで。だから浜辺で倒れていた時は使命感に燃えちゃって、なんとしてもこの人を助けてあげなくちゃって思ったのよね。」