新訳浦島太郎~another story~



「そうだ、あなた名前は?」

「太郎」

「太郎?」

「そう、浦島太郎」


「う……浦島太郎!?あの浦島太郎??」

「あの?」

「いえ、何でもない。ちょっと待って……あなた本当に興味深い。年はいくつ?」

「年は…恐らく15だと思う。」

「そっかー……じゃあ……たろちゃんだね。あだ名。」

「??」