新訳浦島太郎~another story~

「美鈴、父さん。結局あなた達を救うことが出来なかった。」


だけど、あの時とは違う、
もう僕に悔いはない。

「死ぬことが決まっていた人間を生かすことは出来なかった。」
「じゃあ、本来生きるべき人が死んでしまったなら?それは、きっと僕の力でもとあるべき未来へ修正できるはず。」


もし、そうならば、もうすぐだ。もうすぐここに


……現れるはずだ。


太郎は迷いのないその目で一点先を見据えます。