「お、お父さん!?本当なの!?なの!?」
慌てる私とは逆に、鼻歌をうたいながら
お父さんが振り向いた。
なっ、なんなのその笑顔!!
かと思えばシュン、しとながら口を開いた。
「ごめんねぇ~きらちゃん
本当はきらちゃんを置いていきたくないんだけど…
高校もあるし、連れて行くわけには行かないでしょー」
…ちょ、ちょっと待った…。
「い、今何ですと…?」
聞き間違いであってほしいとゆう
私の願いは無残にも散ってしまった。
「置いて行くんかい!
って、
いやいやいやいや!
私は!?え!?ちょ、
この家にひとりで居なくちゃなの!?」
そんなのむちゃくちゃだ!
第一、私は料理もつくれないんだょ!(←威張るな)
