いつもだったら、事前に連絡があるから
 お菓子だって用意できるけど・・・

 今回は、いきなりだからそんなもの用意してない。

 とにかく、彼が到着するまでに帰らないと。

 お気に入りのケーキ屋さんで、五つケーキを買って
 崩れないように急いで帰った。

 マンションのエレベーターに乗りながら、
 乱れた息と髪型服用を整える。
 
 自分の部屋がある階につくと鍵を差し込んだ・・・・

 あれ・・・?開かない・・・