「どうしたらいい?」
『とりあえず、
夕ごはん作ってお父さんの帰り待ってて』
その言葉を受けて台所に向かった。
「みいちゃんは大丈夫?」
『大丈夫。
光さんのことは、志桜里から聞いてたし、
明日の予習するって言って、今志桜里の部屋』
「了解。」
冷凍庫の中に食材があることを確認して
「じゃ、料理して待ってる」
と言った。
『うん。
私は今からクラスメイトの顔と名前覚えるから
また』
切ろうとするみいちゃんに不安なこと聞いとかなきなゃと思い
「髪…結んでいったら、バレないかな?」
『大丈夫。
ほんの少ししか長さ変わらないし、
それ以外なんて、私たち違うところないんだから、
バレない。
自信持って』
「うん」
どこから、みいちゃんの自信は出てくるのだろうと思った時に
「じゃあ、メールでね」
と、電話が切れた。