「何してんだ?」

「へっ?」

もう、屋上に上がってくる人なんて

いないと思ってたからびっくりした。

そこに立っていたのは…

この学校の養護教諭、八神 達斗先生。

180㎝はあるだろう身長に整った顔立ち…。

俗に言うイケメン先生だ。

そのため、昼休みの保健室は八神先生目当ての女の子でいっぱい。

そんな先生がなんでここに?

「なんで、先生はこんなところにいるんですか?」

「それを聞きたいのはこっちだよ」

「私はただ一人になりたくて…」

そう、一人になりたくて…でも本当は…

そんなことを頭の中で思ってる姿を先生が不思議そうに

見てたなんて…知らなかった。