でもこれが私たちの昔の風景で離れてもそれは変わらなくて


皆進む道は別々でもやっぱり友達なんだとあらためて思った


『明日、李梨におめでとうっといてな』


『了解』


そう言い有矢と莉子と別れた


『本当有矢変わらないね』


『ああ、本当相変わらずで安心したよ』


『何かまた皆で騒ぎたいね』


『そうだな、時間作ってまた皆で集まれたらいいな』


健も同じ気持ちで居てくれた


『結衣は明日はいつ頃行く予定?』


健に聞かれた


『う~ん髪を莉子にしてもらうから9時には行かなきゃ』


『わかったじゃあ9時には家出ような』


『一緒に行ってくれるの?暇にならない健が』


健は別に後から式に間に合うように来れば問題はない


私に付き合わすの悪いと思ってしまう


『え~一緒に行きたいから行くよ』


『わかった』


そう納得して私は健の腕の中で眠った