あなたへ

莉子は笑顔で言ってくれた


『結衣はがんばってるよ、結衣が選んだ道なんだから間違ってなんてないよ、私で良かったらいつでも話し聞くから、無理して笑わなくていいんだよ』


始めて自分が無理して笑っていた事に気づけた


『莉子、私は本当に健が大切なの…でも健がいつも私に気を使ってる様で嫌なんだ、仕方ないのはわかってる、でも寂しいんだよね』


『そっか、まあすぐには無理かもしれない、でもいつか全てクリアになればまた違う関係が出きるよ今よりもっといい関係が』


『そうかな』


『うん、だから結衣も無理に彼のこと忘れようとしなくていいんじゃない?健だってきっとわかってるよそれも踏まえてきっと一緒に居たいって思ってるから今でも一緒に居るんだと思うよ』


莉子に言われて少しだけ胸の痛みが軽くなった