健と話そうと帰りを待ってた私の元にお母さんから連絡が来た


私は電話で衝撃的な言葉を聞いて急いで電車に乗り実家に帰る


『お母さん、なんで?どうして』


言葉にならなかった


『落ち着きなさい』


お母さんは泣きながら抱き締めてくれた


私が電話で聞いた言葉は


『健くんのお母さんが亡くなった』


だった


あんなに元気なおばちゃんが…信じれなかった


『ずっとね調子悪くてねこの前の健くんの誕生日は無理してどうしてもあなたたちに会いたいって無理してたの、健くんは全て知ってたのでもあなたには心配かけたくないって、言わないでくれって言われてたのよ』


何も知らなかったのは私だけだった


『お母さん、健は?』


『今は家に居るわよ、かなり落ち込んでるから側に居てあげなさい』


お母さんはそう言い私を健の家に連れていってくれた