あなたへ

健の誕生日前日私たち三人は新幹線に乗っていた


健と壱と私は今日地元に帰ります


『久しぶりだな地元帰るのっても4月に出たばっかだけどな』


壱が言う


『そうだな4月までは居たんだよな地元に』

健は懐かしそうに言う


『本当何かめちゃくちゃ懐かしい感じがするね』


私も何故かスゴく懐かしい感じがした


『壱はなんで地元離れたんだよ』

健が聞いてた


『なんとなく、やりたい仕事がこっちだったから、まあ親から離れたかったのもあるけどな』

『お前は昔からお袋さんから自立したいとか言ってたよないつも』


『まあ負担になりたくないじゃんしかも去年再婚してさ…余計に遠慮しちゃうからさ、まあ離れてる方がやりたいこと出来るしな』


始めて聞いた壱の家庭の事情