バーに入りマスターに声を掛けられてる健


笑いながら何か話してた


『ごめんね、よく来るからいつの間にかマスターと仲良くなっちゃってさ』


『そうなんだ、健は仕事楽しい?』


なんか話題を作らなきゃと思いそう聞いた


『まあね、やりがいはあるかな結衣は?』


『楽しいよ』


『そっか』


『健、私ね健と別れて気づいたの健の存在の大きさに…壱の事は確かにあの頃ほって置けなかったでもそれは好きだからとかじゃなくて友達みたいな感じだったって気づいたんだ』


私は健にそう話した


ちゃんとわかっていて欲しかったから


『そっか、俺ね、結衣は壱が好きなんだって思ってた、だから結衣とは居れないって』


『うん…壱に聞いた』


『俺らいつからかお互い見えなくなってたんだなきっと』


『そうだね』


あの時気づけなかった気持ちを時間が教えてくれたんだ