まあ仕方ない事なんだけど理由が理由なだけに


どうやら急に親が倒れたらしく親の会社を手伝わなきゃいけなくなったとかで


まあお世話になった先輩のピンチだから受けたけどさすがにきつかった


『よし矢野くんは帰っていいよ、私は二宮さんと待ち合わせしてるから』


『わかりました、じゃあ次の会社も頑張ってくださいね』


矢野くんと別れて二宮さんが待つ待ち合わせ場所に行く


『神埼さん、お疲れ様です、どうでした?』


『無事にオッケーもらえたよ』

『良かったですね、こっちも上手くいくといいんですけど』


不安そうな二宮さん


『大丈夫だよ、橘さんからも指示してもらった通りにしたから無事に行くはず…さあ行こっか』


『はい』


それから相手側の会社に行き完成品を見せた


すぐにオッケーを無事にもらえてやっと慌ただしい日々は無事に終わった