あなたへ

仕方なく私は家に帰ることにした

今日は昼からの講義はないし健が学校に来てるかすらわからないから


もしかしたら携帯を家に忘れて居るのかも知れないし

家に着いて玄関を開けると…


靴が朝私が出てきた時と同じ様に並んでいた

もしかして…

急いで中に入ると真鍋っちと壱が話していた


『おかえり結衣ちん』


真鍋っちが私に気づき言う

『なんでまだ居るの?』


『だってたけちゃん起きないんだもん』


もんってなんだよもんって…

壱がそんな事を言ってる


よく見るとまだ寝てる健発見


マジですか?あんなに心配したのに…


まあおかげでいつの間にか私は朝の出来事忘れてましたけどね

『健…いいかげん起きてよ』

『ん?結衣?あれ学校は』


寝ぼけてる健