あの時私が壱の事を話していれば違う道があったんだ


『だから健は、自分から離れる道を選んだんだよ、結衣の中に俺が居るって思ってしまって、健が昨日ここに来たとき俺はその話し聞いて健の勘違いだって話したよでも健は納得しなかった、いくら話しても解ってもらえなかった』


壱は悔しそうに言う


『そっか…あの時話したら違ってたのかな?』


『わからない、ただ健言ってたよもし結衣が俺の事を話してくれて俺を見届けたいって言うならそれを受け止めるつもりだったって』


やっぱり話してれば違ったんだね


『結局あいつは勘違いしてんだよ、結衣ごめんな、俺がちゃんとあいつに伝えれたら、いや俺が結衣からもっと早く離れてたら…こんなことにならなかったのに』


壱は悔しそうに言う