あなたへ

中途半端な関係がずっと続いていた


気づけば私は壱の家に通うのも慣れてきていて健への嘘は次第に増えていった


寒い季節はいつの間にか過ぎて暖かい春が来て壱と始めて出会った夏がまたやって来た



私は今就職活動の真っ最中


もちろん健も


壱はまだホストを辞めれていない



結局時間だけは過ぎていき何一つ変わらない日々が私を未だに悩ませていた



一度は壱から離れる決意をして


連絡も取らず会いたいと言われても避けていた


でもやっぱり気になって自分から壱の生存確認をしてしまってまた連絡をとり始めた


健は就職活動に終われていて忙しいのか何も聞かないし言わない


それが余計に私には怖かった


それでも私も就職活動はしなきゃ行けなくて何社か受けたけど全て落ちてしまった